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モーツァルト 天才の秘密 (文春新書)
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| 商品カテゴリ: | アート,建築,デザイン
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| セールスランク: | 92945 位
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| 発送可能時期: | 通常3〜5週間以内に発送
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| 参考価格: | ¥ 788 (消費税込)
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天才が等身大に
内容豊富ながら読みやすく、一般読者向けの評伝としては素晴らしい本だと思います。 やたらモーツァルトを天才視するのではなく、ケッヒェル番号130番くらいまでの作品の価値はやはりこの年齢にしてーという点ですごいのである、とか、天才であっても親の完全な庇護の元で暮らしてきた彼がパリで遭遇してしまう現実世界の厳しさなど、この天才もやはり一個の人間なんだ?と、いい意味でモーツァルトをもっと身近な存在に感じさせてくれる記述が多いです。
彼の才能はいかにしてはぐくまれていったのか、しぶとい父親レオポルドや石頭コロレド大司教との確執、また、彼の挫折と焦燥感とは? 宮廷職人に過ぎなかった音楽家という職業の範疇をはからずもはみ出してしまった彼が切り開いた新たな芸術の地平?などなど、当時の社会情勢・音楽家のあり方などから迫っていく視点の鋭さが見事だと思います。 また、ウィーンでは大した成功とはいえなかった“フィガロの結婚”や“ドン・ジョヴァンニ”が、さほど離れているともいえないプラハでは大成功したのは何故なのか?という疑問にも答えてくれていて、なるほど、と思いました。 推薦版CDも豊富に紹介されていて、これはモーツァルト初心者にとってもすばらしい一冊です。 断然お薦めです。
モーツァルトを愛する聞き手のために
モーツァルトの事蹟に関する情報量が極めて多く、新書と思えないほど密度の濃い本。しかし、著者の文章からは、ただただモーツァルトの音楽に対する愛着があふれ出ていて、音楽を通してモーツァルトの人間性や喜び・悲しみの軌跡を追い、さながら同時代人が伝記を記すかのように追体験していく。
特に慧眼と思うのは、評論家たちに軽視されがちでありながら珠玉の山であるヴァイオリン・ソナタをきちんと重視し、そのピアノとヴァイオリンの見事な掛け合い・対話に「フィガロの結婚」の歌手の掛け合いを重ね合わせるあたり。
モーツァルトの音楽を愛好する者に、文句なしにお勧めする。
明快
永年、音楽に接してきた著者が、モーツァルトの一生を語る。音楽に造詣の深い一人の人が、解釈し理解しているモーツァルトの人生なので、つじつまがあっていて分かりやすい。もちろんモーツァルトに関しては様々な逸話や資料があって、100人いれば100通りのモーツァルト像があるだろう。でも教科書のように確実な事実だけを並べたり、いろいろな説を列挙している本よりずっと良い。モーツァルトが生きていた時代について、今と違うのだと繰り返し説明し、天才の不幸を嘆く。歴史に詳しくない人にもよく分かるし、手頃な分量の親切な伝記。
手軽で内容充実
2006年に生誕250周年を迎えたモーツァルトの小伝。著者の深い洞察と教養に裏打ちされた人間観・芸術観を前面に押し出した好著。このサイズの評伝としては現時点での最高傑作ではないだろうか。まあモーツァルト父子にはかなりきつい書き方になってはいるが、真の高みを知るものに手放しの礼賛など必要ないのだろう。
思いいれがひしひし・・・
著者のモーツァルトに対する思い入れがひしひしと伝わってきて、
時に扇情的になる文体に、いつのまにか読んでいるこちらもモーツァルトという人物の魅力に
引き込まれてしまう。名盤紹介のセクションも、著者のいい意味でのオタクぶりが
存分に発揮された語り口に、どのCDも今すぐ聞いてみたくなる。
モーツァルトという人物そのものの客観的な興味深さと、作者独自の観点がバランスよくまとめられ、
単なる伝記や解説に終わらない、好奇心をかきたてられる一冊。
文藝春秋
モーツァルト (講談社学術文庫) モーツァルトの手紙 (講談社学術文庫) ウィーン・フィル 音と響きの秘密 (文春新書) 丸山真男 音楽の対話 (文春新書) モーツァルト考 (講談社学術文庫)
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