詳細です。
●演出・振付:ユーリー・グリゴローヴィチ
●台本:テオフィール・ゴーチエ、ヴェルノワ・ド・サン=ジョルジュ
●指揮:アリギス・ジュライティス
●演奏&バレエ:ボリショイ劇場管弦楽団、ボリショイ劇場バレエ団
●主な出演者:
ジゼル・・・ナターリャ・ベスメルトノワ
アルベルト・・・ユーリー・ヴァシュチェンコ
ハンス・・・ユーリー・ヴェートロフ
ミルタ(ウィリの女王)・・・マリーヤ・ブィローワ
ベルタ(ジゼルの母)・・・エレーナ・ボブローワ、他
☆収録:1990年2月 ボリショイ劇場
お局様と新人OLの激しいバトル
チャイコフスキーがはまりにはまり、「白鳥の湖」のモデルとなったバレエと言われるバレエです。 一幕目の村祭りの楽しげな風景と二幕目の幻想的な風景の対照が面白いです。心臓が少し弱いジゼルと村の若者のロイスは恋人同士。しかしロイスは実は領主のアルベルトで婚約者のいる身。ジゼルとロイスの仲に嫉妬した狩人のハンスがそれをばらしてしまい、ジゼルはショックで狂い死にしてしまいます。 二幕目、結婚前に亡くなった乙女たちはウィリーとなり、夜墓場を訪れる男たちを踊り死にさせてしまいます。今宵ウィリーの女王ミルダの元、新しいウィリーとなったジゼル。そこへ罪の意識にさいなまれながらハンスとアルベルトがやってきます。ウィリーたちに呪い殺されるハンス。アルベルトも同じ運命にあうはずであったが、ジゼルの必死のかばいによって死をまぬがれます。ただしウィリーの宿命として夜明けまで踊り続けることに。やがて夜明けの太陽と共にジゼルは露となって消え失せるのであった。 二幕目のウィリーの踊りが素晴らしいです。 実体のないウィリーが森の中を消えたり現れたりしながら自由に行き交っている様子がよく表れています。 そしてハンスが殺されるシーン。 それまでは幻想的で美しかったウィリーが一気に恐ろしい魔物に変わる風景は、見ていてぞくぞくしました。 最後ジゼルが露となって消えるシーンもとってもいい演出で、何となくしんみりと味わい深い作品です。 ただ、人形やせりあがりを利用してウィリーの実体の無さを演出しようとしていたのが、どうも余分な気がしました。普通にやっていた方が幻想的な雰囲気が出たと思うのですが。
パイオニアLDC
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